この記事は、2023年1月2日に旧ブログで公開していた内容を加筆・修正したものです。
この記事公開後、Google は2023年6月にドメイン登録サービスを Squarespace に譲渡することを発表しました。
2014年にバリュードメインで取得した primenon.com を Google Domains に変更しました。
バリュードメインは GMO インターネットが運営しています。更新料がバカ高いわけでもないし、他社に変更するメリットが無かったので、毎年なんとなく更新していました。
今回、変更しようと思ったきっかけは、Google がドメインレジストラを始めたというニュースを見たからです。
日本で開始したのは2022年3月で、ちょうどドメインの更新が3月だったので、次こそはと考えていました。
バリュードメインを長年使ってきた感想としては
- 良いところ
- 価格は高くはなく、安くもなく、平均的
- 新規取得なら安い
- 悪いところ
- 更新価格は高い
- 2023年からサービス維持調整費が導入された
- 長期利用者に対する価格サービスはない(大量にドメインがある人は値引きあり)
- 上部に常時表示されるバナーが邪魔
- 管理画面が使いにくく、分かりにくい
移行方法
移行方法は、まったくそのままの説明しているブログがあったのでそちらを参考に。
体感で、トランスファー申請から移行完了まで1時間かからないくらいでした。
移行で必要な料金は、 .com
ドメインなら 1,400円(税別)を Google に支払っただけです。
バリュードメインには何も払っていません。
機能は、一般的なものばかりです。
- プライバシー保護(Whois代行) - ドメイン所有者情報を肩代わりしてくれる、無料
- ダイナミックDNS
- ドメインロック
- リソースレコード -
primenon.com
を Github Pages に向けさせる機能
Google だから出来る機能
- Google Search Console と連携した情報取得(クリック数、インプレッション数とか)
- Google Workspace と連携すればメールアドレスを作成可能
- DNSREC(Domain Name System Security Extensions)が無料で利用できる
- リソースレコードの前ドメインレジストラから引き継ぎできる(引き継がないこともできる)
Google Domains 特典
あとは、上記のブログでも書かれていてあとから「そういうことか」と思ったことが1点。
バリュードメインの有効期限は2023年3月までありました。Google Domains への移行は2023年1月1日に行いました。 単純に考えると、次の更新は2024年1月1日になるはずですが、Google Domains はバリュードメインの有効期限の3月まで延長してくれたので、次の更新日は2024年3月です。
つまり、2022年3月にバリュードメインで更新したときに Google Domains に移行しても良かったみたいです。 Goole Domains は JP ドメインが4000円するので、保有するドメインによっては割高みたいです。昔、JPドメインを持ってましたが、新規は安いけど更新が .com ドメインより割高なので手放しました。
さよなら、GMOインターネット。