PRiMENON DiARY

今日も結婚できなかった(´・_・`)

NASは本当に必要なのか問題

NAS 物欲が再発しています。X(旧Twtter)を遡ると、2018年にも物欲があったようです。

私にそもそも NAS は必要なのか、外付け HDD で十分なのではと、考えがまとまらなくなってきたので整理しておきます。

外付け HDD 利用歴

記憶を頼りにまとめたので、事実と異なる場合があります。

SCSI 時代

パソコンPC-9821Cx(CanBe)がお家にやってきた。

初めての外付け HDD。 接続は SCSIで、容量は 6GBだったはず。

USB 時代

Windows Me。USB v1.0の外付け HDD。容量は40GBか80GBのモデル。たぶんこれ。

www.iodata.jp

ホットスワップ時代

ラトックシステム株式会社が、パソコンの5インチベイに取り付けて出し入れできる HDD ケースを発売しました。HDD ケースを交換することで、無限に HDD の容量を増やすことが出来ます。

上位モデルには、ホットスワップ可能なタイプがありました。IDE 接続にはホットスワップはなかったですが、HDD ケース側で対応していたみたいです。ホットスワップは USB にはあったものの、USB 接続だと転送速度が遅かったです。60GBとか80GBくらいのサイズの HDD を出し入れして容量を稼いでいました。

USB よりマザーボードに搭載されている IDE 接続の転送速度が早かったと思います。

大容量 HDD 時代到来

Hitachi has announced what it claims is the world's first 1TB desktop hard drive, pledging to ship the beast later this quarter, with enterprise- and consumer electronics-oriented versions to follow in Q2.

日立は、世界初の1TBデスクトップハードドライブであると主張するものを発表し、今四半期後半にこの獣を出荷し、第2四半期にはエンタープライズ向けおよび家庭用電化製品向けのバージョンをリリースすることを約束した。

日時 価格
2007年発売時点 5万円
2007年10月 3万円
2008年3月 2万円

出典

2007年、1TB を超える大容量の HDD が登場。発売当初は1TB5万円だったようです。

USBは2が主流になり接続の速度が格段に早くなったので、センチュリーのドライブドアテラボックスシリーズを購入。IDEの HDD を搭載するテラボックス、SATA の HDD を搭載するテラボックスを持っていました。

www.century.co.jp

速度一覧

並べてみた。

接続 速度([GMK]byte) 速度([GBK]bps)
PCIe 5.0x1 32Gbyte/s 256Gbps
PCIe 4.0x1 16Gbyte/s 128Gbps
PCIe 3.0x1 8Gbyte/s 64Gbps
PCIe 2.0x2 1Gbyte/s 8Gbps
PCIe 1.0x1 250Mbyte/s 2Gbps
SATA III 600Mbyte/s 4.8Gbps
SATA II 300Mbyte/s 2.4Gbps
SATA I 150Mbyte/s 1.2Gbps
USB 3.0 625Mbyte/s 5Gbps
USB 2.0 60Mbyte/s 480Mbps
IDE ATA133 133MB/s 1064Mbps
IDE ATA100 100MB/s 800Mbps
USB1.1 1.5MB/s 12Mbps
3.5インチフロッピーディスク 500Kb/s 4Mbps

NASは必要なのか(主題)

で、NASです。NASは以下の目的で導入するもののようです。

  • オンラインストレージのように容量ごとに課金せずにデータを保存したい
  • 複数のデバイスから同時にアクセスしたい
  • 外部からデータにいつでもアクセスしたい
  • データを共有したい
  • 監視カメラシステムを構築したい(一部メーカーに限る)
  • RAIDを使ったバックアップを行いたい

NASの特徴

  • ネットワークに接続しているので、常時稼働させて使う
  • 外部からアクセスできる設定の場合、セキュリティ対策(アップデート)は万全に行う必要あり
  • 外部からアクセスする場合、自宅のインターネット環境が、転送速度を左右する
  • RAID を用いたバックアップ環境を構築できる
  • CPU とメモリと OS が搭載されていて、ほぼパソコンに近い
  • 外付け HDD と比較して高価
  • QNAP や Synology などの一部メーカーは、監視カメラシステムを構築できる
  • HDD が内蔵されているタイプ、自身で HDD をつけるタイプがある
  • SSD や M.2 を搭載できるモデルがある

外付けHDD の特徴

  • パソコンに接続することで利用できる
  • 外部からアクセスはできないので、持ち運んで利用することが前提
  • 複数のパソコンで同時に接続できない
  • 接続端子がパソコンにあれば、ネットワーク速度の影響を受けない
  • NAS と比較して安価に入手できる
  • RAID を用いたバックアップ環境を構築できない
  • HDD が内蔵されているタイプ、自身で HDD をつけるタイプがある
  • SSD や M.2 を搭載できるモデルがある

何をしたいのか

  • ゲームで使っていたデスクトップPC(以下、PCと表記)を処分したいので全データをどこかに移動させたい
  • いままで致命的なデータ喪失を体験したことがなく、バックアップ環境がない
  • 外付け HDDは上記の通り所有してきたが、今年、ふと断捨離を実行していて先日処分したので何も持っていない
  • そろそろバックアップ環境を整備したい気持ちがある
  • 重要なデータ(Steamのセーブデータやデジカメの写真とか)はPC、スマホの写真は Google Photo にしかない
  • 今、PCが突然爆発するか(参考:ダイハード4.0)、データ消失した場合は諦めるしか無い(そんなに重要ではないけど)
  • クラウドストレージ(Google Photo)は、何らかの障害で消失する可能性がある

Google Photo は便利なんですが、障害でデータが消えることだってあるのでそれは心配。

オンラインストレージ、Amazon Drive(Photo)・Microsoft OneDrive・Dropboxは未使用。

答えは見つからず、2024年へ向かいます。

参考文献